目の周りに黒ずみがあると、それが原因で実年齢より老けてみられたり、疲れ顔に見られたりします。黒ずみと一口に言ってもいろいろなタイプがあるので、顔に自信を持ちたいならタイプに合わせた対策を講じる必要があります。
目元に黒い色素沈着を発見したら
加齢でできやすい肌トラブルといえばシミです。シミは体のあちこちにできますが、顔の中だと皮膚が薄い目の周りにできやすい傾向があります。鏡を見ると一番最初に目元に目が行くので、目の周りにシミが浮き出ているとすぐにわかり、ショックです。ただ、ショックだからといってすぐさまむやみやたらにケアをするのはダメです。目元の皮膚は刺激に弱いので、あれこれケアをすることでそれが逆効果になってしまうことがあるからです。目の周りに黒い色素沈着を見つけたら、焦らずに原因を探るのが第一歩です。原因がわかれば、有効な対策もわかってきます。
紫外線や摩擦でできる老人性色素斑
目元の黒ずみは、原因によっていくつかのタイプに分けることができます。薄く茶色い色素沈着が浮き出ている場合、原因として考えられるのは紫外線による光老化と摩擦によるダメージです。このようなタイプの黒ずみを老人性色素斑と言います。老人性色素斑には、美白成分や保湿成分の投入が効果的です。また、毎日のスキンケアで予防したいら、アイクリームがお勧めです。有効成分が目の周りに出来やすい老人性色素斑を予防・改善します。ただし、ケアをするとき皮膚を強くにこすったり叩いたりすると摩擦ダメージになるので、優しく塗布することが大切です。
年齢に関係なく出来る目の下の黒ずみ
老人性色素斑は30歳以上の人に出来やすいシミですが、若い人でも発生しやすい黒ずみが目の下のクマです。目の下にクマができる原因は、老人性色素斑と同じように紫外線や摩擦などのダメージもあります。それ以外には目の疲れや寝不足、血行不良なども目の下のクマの原因です。目の下に茶色や黒いクマができたら、スキンケアよりもマッサージをして筋肉をもみほぐしたり、眼球を動かすエクササイズをするのがお勧めです。また、レンジでチンしたホットタオルを目の上に置いて目を適度に休めるのも、血行不良が原因のクマ対策になります。
まとめ
基本的に目元の黒ずみは予防することができます。とにかく紫外線を浴びないよう注意し、肌に刺激を与えないようにすることです。マッサージで目の周りの血行促進をするときには、マッサージ用ジェルを使うと肌への負担が減ります。